ようこそMerriest Village かさとぴあのブログへ、かさとぴあスタッフの杉山です。
秋も一層深まり肌寒くなってまいりましたが、同時に気持ち良い秋晴れの日も増えて、野外での行楽も過ごしやすくなったのではないかと思います。
そんな今回のテーマは「宝篋塔の時雨」です。かさとぴあの正門入り口に入る手前の笠取川を渡る橋がありますが、それを渡ってすぐの所に古い石塔があります。此のかさとぴあに向かう際の目印に丁度良い石塔の正式名称は「宝篋塔の時雨」と言います。
かさとぴあのある笠取一帯の「笠取八景」という名所の一つです。仏教の供養塔の一種ですがなぜこのような仏教的石造物がかさとぴあのすぐ傍にあるのか不思議に思われるかもしれません。
実はこのかさとぴあより先の北に向かう道(車は通り抜けできませんが)の奥には横峯峠という峠道があり、そこから西に曲がると、京都の世界遺産の一つである醍醐寺に行きつきます。
かさとぴあのある笠取は西国三十三カ所という巡礼地廻りの札所である醍醐寺ともう一つ大津市にある同じく札所である岩間寺の中間にあたるのです。そのためか道の傍らに石仏や古い社も多くあり、キャンプの合間のウォークラリーに見て廻ってみるのもおススメです。
または、かさとぴあに来ていただいたついでにこのような寺を訪ねていただき、西国巡礼に挑戦してみるというのもいかがでしょうか。今は御朱印集めも流行っているので、秋の行楽シーズンにウォーキングをしながら巡礼地廻りをしてもらうキッカケにしてみるのもいいかもしれません。
かさとぴあの前にある、この「宝篋塔の時雨」を目にされましたら、かさとぴあのある笠取付近のこういった歴史や文化に思いをはせていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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