こんにちは!こんばんは!今週のブログ担当の松下です!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
暖かくはなってきましたが、まだ風が冷たく肌寒い日が続いていますね。
かさとぴあでは、梅の花が満開になり始めました。
春も近くなってきているので様々な生き物が活発になっていきます。
珍しい生き物が見られるかもしれませんね。
さて、そんなかさとぴあではとても大きな楠木(クスノキ)が育っています。
楠木は成長が早く、とても頑丈で長寿命な木です。
中には樹齢800年を超える個体も存在しており、ご神木としても重宝されています。
また、建材としても優秀で、主に船や鳥居などに使われています。
特徴的なのが樹の幹や葉にカンファーと呼ばれる虫が嫌う匂い成分(樟脳)を持っています。
その為、タンスの防虫剤やドッグランの地面のウッドチップなどに用いられます。
しかし中には楠木を好んで食べる虫もおり、アオスジアゲハの幼虫やミノムシたちがそれにあたります。
楠木の果実はムクドリやカラスが好んで食べるようですが、
カンファーのにおいがきつくあまり美味しくはないようです。
そして葉の裏側にはフシダニが葉脈の分岐点に小さな袋を作り住んでいます。
生物たちの大きなマンションみたいですね。
私たちを見守るように大きく育っているのでまだまだ元気でいてほしいものです。
かさとぴあに来られた際は楠木に住む生き物をさがしてみてはいかがでしょうか?
きっと面白い発見ができるかもしれません。
最後までご覧いただき有難うございました。
また来週!
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